夏の大好物・アイスクリームinアメリカ

まーやんの!

みなさんお久しぶりです!帯広市の国際交流員クリスです。最近だんだんと暑くなってきましたね。私はもう衣替えをして夏を迎えています!北海道は雪国ですが、意外と暑くなるので、たくさんの対策を今から考えています。扇子や半そでのシャツは当たり前ですが、ほかには冷たく食べられる物もいいと思います。ぱっと思い浮かぶものは、やっぱりアイスクリームです!

アメリカのアイスクリーム

アメリカ人は冬にも好んで冷たい水を飲むだけでなく、一年中アイスクリームを食べるのが大好きなんですよ!アメリカ人は、コーンやスプーンとカップで食べるのはもちろんですが、アイスクリームをアレンジする他の食べ物を作ることが多いです。例えば、フルーツと合わせてサンデーにしたり、牛乳と合わせてミルクシェイクにしたりします。クリームソーダに入れてアイスクリームフロートを作ったり、パイの上にのせたり、サンドウィッチに入れたりします。ワッフルやトーストにのせて、朝食にするのもあります。バナナスプリットという、チョコレートシロップと甘いトッピングをかけたバナナでアイスクリームを挟んだものもあります。アイスも油で揚げるフライドアイスもありますよ!今はアメリカだけでなく、世界中で食べられるようになりましたが、ほとんどはアメリカ発祥のもので、中にはアメリカでしか食べられないものもあります。

私の地元では、ハンバーガーやステーキ、パンケーキや魚料理など、なんでも提供するハムデン・タウン・ハウスというレストランがあります。ここのバナナスプリットは世界一だと断言できます!このレストランでは、ミルクシェイクやパフェなど色々なスイーツを注文できます。

「地元のダイナーのバナナスプリット」

日本のアイスクリーム

日本のアイスクリームのフレーバーの創造性にはびっくりしました。日本に来て、抹茶、栗、白玉、黒蜜、小豆、メロンなどのフレーバーを初めて見て驚きました。私が長野に住んでいたころ、大王わさび農場でわさびアイスを初めて見たときは、わさびはとても辛いので合うのか疑問に思いましたが、とても美味しかったです。帯広のアイスクリーム屋さんもとてもクリエイティブなフレーバーがあり、日本のおいしいアイスクリームがとても好きになりました。夏になると、十勝・帯広の牧場が営むアイスクリーム店「ウエモンズハート」によく食べに行きます!夏にちょうどいいですね。濃い抹茶、かぼちゃ味をよく頼みます!

「車の中でアイスクリーム!」

アメリカのアイスクリームメーカーも、新しくて大胆なフレーバーに挑戦することに前向きな気がします。「サーティーワン」のフレーバーのほとんどは実は日本独自のものなのですが、たくさんの素材を組み合わせて新しい食感や風味のアイスクリームを作るという発想は、とてもアメリカ的だと思います。ちなみに、好きな味はチョコとクッキーチーズケーキです!

トッピング?

アメリカ人はアイスクリームにトッピングをかけるのが好きです。アメリカの子どもたちは、アイスクリームにスプリンクルやナッツ、チョコレートシロップ、オレオ、グミ、エムアンドエムズというキャンディーなど、たくさんの甘いものをかけるのが大好きで、プレーンなものを食べることはほとんどないと思います。私はチョコレートシロップのトッピングが好きです。帯広にも、トッピングのあるお店があったらうれしいです。ありましたら、コメント欄で教えてください!

「アイスクリームを頼むとき、このようなトッピングを自由に選ぶことができます(アシュリーズアイスクリーム、コネチカット州ニューヘイブン)」

アメリカのアイスクリームはいかがですか?帯広市の姉妹都市であるウィスコンシン州マディソン市は、アメリカの酪農王国として知られて、美味しいアイスクリームがたくさんあるらしいですよ!アメリカに旅する機会があれば、是非アメリカのアイスクリームを試して、トッピングをたくさんかけてみてください!

では、またね!

初めまして。ベトナム出身の国際交流員ゴックです~

 Xin chào. 初めまして。去年の10月から森の交流館・十勝に務めているレ ミン ゴックです。レは苗字で、ミンはミドルネーム、ゴックは名前です。気軽にゴックと呼んでほしいです。ベトナムのハナム省出身です。よろしくお願いします。

岐阜県の白川郷で撮った写真。旅行が大好き!

ハナムってどんなところ?

 ベトナムと言えば首都のハノイか大都市のホーチミン市を知っている人がいるかもしれませんが、ハナム省のことは初めて聞いた人が多いと思います。ベトナムは細長い国で、北部・中部・南部の3つの部分に分けられて、ハナム省は北部にあるハノイのすぐ隣にあります。車で40分でハノイ中心部に行くことができ、アクセスがとてもよいところなのでこの数年工業団地がどんどん増えています。現在ベトナムに進出している企業が多くて、ハノイ、ホーチミン市の代わりにハナム省みたいな隣接したところに進出している傾向があります。ハナム省は小さいですが、現在10以上の工業団地があって企業数は7200社以上だそうです。その中に日系企業も結構多いです。

ドン・バン工業団地の正門。早朝の出勤時の様子。

 働きに来る人が多いので、サービス業や観光業も発展しています。

 最近では、もともと小さな寺院だったタム・チュック寺というお寺が、建て替えられ、なんと敷地面積が500ha以上で世界最大級のお寺に生まれ変わりました。タム・チュック寺の特徴は湖に浮かんでいることで入るのに橋を渡らなければなりません。コロナウイルス感染拡大の影響で観光の制限など実施していますが、建て替えられたばかりのころはすぐ国民の注目が集まって、いつも観光客で混んでいました。

タム・チュック寺-ベトナムの有名なスピリチュアル観光スポット

 実は帯広に来る前に2019年10月から2020年8月まで交換留学生として東京に留学したことがあります。その時いろいろな体験ができて楽しかったです。大学を卒業したら日本で働きたいと思ってJETプログラムに応募し、国際交流員として帯広に来くことができました。。

 帯広での暮らしは東京と違うところがたくさんあって自分にとってとても新鮮で楽しいです。これから充実した毎日を過ごすために仕事も生活も頑張ります。市民の皆さん、よろしくお願いしますね~。

東京外国語大学の外語祭(2019年)に参加した!言語祭の様子があまり写らないけど楽しかった(笑)

日本とアメリカのリサイクルショップの比較

Hello, Obihiro! しばらくぶりですが、皆さんは、私のことをまだ覚えていますか?

大変ご無沙汰しています。国際交流員のクリスです!しばらくブログ投稿ができず、大変申し訳ありませんでした。同僚のマネリ交流員は今まで定期的に投稿してくれていました。これからは毎月程度投稿するつもりですので、よろしくお願いします。

今年の夏はとても暑かったですね。帯広に来た時には、夏にエアコンを使うことはないだろうと言われていましたが、今年はほとんど毎日エアコンを使ってしまいました!コスト削減とcarbon footprint(CO2排出量)を減らすために、リサイクルショップで購入した扇風機を使い始めました。その扇風機を買うことで、必要な家電を手に入れただけでなく、この扇風機がゴミになるのを防ぐことで、少しでも環境に貢献できたような気がします。

日本のリサイクルショップの魅力

私が日本のリサイクルショップに魅力を感じるのは、購入できる商品の数が非常に多いところです。衣類、家電家具、自転車、飾り物、楽器、電子機器、おもちゃ、何でも揃っています!家に必要なものは、リサイクルショップに行けばきっと見つかるはずです。リサイクルショップで売られているのは、動作可能な状態のもので、通常はほとんど傷がありません。元の箱や説明書も付いているものも多いです。珍しいものもありますよ。新品ではありませんが、問題がなければ、中古品を利用するのは財布にやさしいです。

また、リサイクルショップがあることで、ゴミ捨て場がまだ使えるもので溢れかえるのを防ぐことになります。もし、不要なものがあれば、リサイクルショップに行って売ってみてください。大金にはならないかもしれませんが、少なくともその物は家からなくなるし、大型ゴミを捨てるための費用を払う必要もなくなります。また、環境保護にもつながりますし、中古でそのアイテムを探している他人を助けることになるかもしれません。誰にとっても有益なシステムなのです!

アメリカのリサイクルショップの様子

アメリカのリサイクルショップ

アメリカから来た私は、日本人が日本のリサイクルショップの凄さを知らないのではないかと感じています。アメリカにもリサイクルショップはあって、「ドネーションセンター」(donation center)か「スリフトショップ」(thrift shop)と呼ばれています。これは、不要になったものを寄付するための施設です。寄付なので、お店側は買い取りはしませんが、その物の価値の一部の金額で所得税を軽減してくれるので、お得なのです。

このような施設は、政府の支援金を受けて運営しています。身体の不自由な方などを雇用することで、地域社会に貢献しています。まだ使えるものが、ゴミ捨て場に捨てられてしまうのを防ぐこともできます。また、中古で少しでも安く買えます。

問題は、品揃えが本当に少ないということです。すごく少ない。価値のあるものは自分で売ったほうがいいという人が多いので、アメリカのリサイクルショップと日本のリサイクルショップを比べてみると、アメリカのリサイクルショップの商品の質が低く、量が少ないことに驚くでしょう。

ヤードセール

一軒家の車庫に続く駐車スペースに出品した不用品

ヤード(yard, 前庭)セールは最高!基本的には自分主催のフリーマーケットです。家の中に売りたいものがたくさんあるとき、ヤードセール(またはガレージセール、エステートセールなど)をする人が多いです。前庭やガレージの中にテーブルとタオルを用意し、不用品を並べて売ります。近所に看板を出したり、地元の新聞でヤードセールの日時を宣伝したりします。

近所の電柱に張られた案内看板

ヤードセール主催する人は、ただ処分したいだけなので、安い値段をつけます。時には家の中に人を入らせて、物を買わせることもあります。このようなセールでは、陶磁器、銀食器、レアな音楽CD、美術品、電子機器、家具家電、骨董品など、非常に質の高いものがびっくりするほど安い価格で売られていることが多いです。値段交渉もできるからさらに安く買えるかもしれません。私自身、このセールで珍しい本やぬいぐるみを見つけたことがあります。和傘も見たことがありますよ!私の母はこういうセールが大好きで、週末になると車で街を回ってヤードセールを探すのが好きです。これはとてもアメリカ的な文化ですね。

日本ではヤードセールを見かけませんが、フリーマーケットで売ることはあります。アメリカに行く機会あれば、自分の家でヤードセールをしている人を見かけるかもしれませんね。その時は、びっくりするかもしれませんよ!その時に、次の表現を使えば、価格交渉スキルがレベルアップしますよ!

  This is a bit too expensive. How about 5 dollars for this?

   ⇒これはちょっと高いですね。5ドルでどうですか?[この表現から始まるのは基本]

  How about we bundle these two items for $10?

   ⇒じゃあ、この2品を合わせて10ドルでどうですか?[bundle = 束ねる、1セットにする]

  $10 is the most I can give you.

   ⇒私が出せる最上の金額は10ドルです。[嘘であっても、価格上限を作れる]

それでは、また次回。See you later, Obihiro!

アイルランドのスーパーのツアー

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。元気ですか?

今回のブログはちょっと短いですが、私は海外に行くとき、好きなことの一つはその国のスーパーに行って、どんな食べ物があり、どのように配置されているかを見ることです。なので、皆さんにアイルランドのスーパーの様子を紹介したいと思います!前回アイルランドにいたときに、皆さんに見せるために地元のスーパーの写真を撮りました。どうぞご覧ください!

最初は入り口です。ここには日刊紙と飲み物やお菓子、サンドイッチ、などのような昼食のものがあります。

次は果物と野菜のセ売り場です。アイルランドでは果物や野菜をいっぱい生産していますが、スペインなどのより暑いヨーロッパ諸国からたくさん輸入もしますので、提供されているバラエティは幅広~いです!マッシュルームやりんごのように、日本では高価または他の珍しい野菜と果物のいくつかは、アイルランドでは非常に一般的で、すごく安いです。

果物と野菜の後には、ジャガイモがあります。 アイルランドの主食なので、500gから20kgの袋の範囲で見つけることができます。 それらも大きなジャガイモであり、多くの場合、手のサイズくらいです。

パンのセクションには、白パンから茶色と全粒粉パンまで、さまざまな種類があります。アイルランドでは、パンは「bread」と呼ばれていますが、このような先に切って、袋に入ったパンは「sliced pan」と呼ばれています(言い方の違いの原因はフランス語の「pain」からきました)。一部のスーパーには、さまざまな焼きたてパンを購入できるベーカリーもあります。アイルランドの人々はサクサクしたクラストが好きなので、砂糖や脂肪が含まれているパンはほとんどありません。

生鮮食品のセクションの後は、冷蔵庫、冷凍庫、常温保存食品があります。

最初はデリカウンターです。ここでは、あらゆる種類の調理済み肉を好きなように切ってもらうことができます。写真を撮られませんでしたが、左のカウンターで焼きたてのケーキも手に入るし、手作りピザ売り場もあります!

右のカウンターには新鮮な肉のセクションがあります。 ここでは、お好みの方法で肉を切ってもらったり、カット済みの肉を購入したりできます。一部のスーパーにも魚売り場があります。この近くでは、包装済みの肉や魚も購入できます。

これが乳製品売り場です!アイルランドは多くの乳製品を生産(そして消費)しています。フランスなどから輸入されたグルメチーズとアイルランドで生産されたグルメではないチーズ(メインはチェダーです。)、ヨーグルト、バター、ミルクのセクションがあります。ミルクは500mlカートンから3Lカートンまで置いてあります。

パスタとお米の売り場では写真を撮れませんでしたが(混んでいたため)、パスタとお米を見つけるのは非常に簡単で、週に2か3回食べることもありますが、見つけることができるお米は通常、長い粒のインドのバスマティ米またはタイのジャスミン米です。日本の短い粒のお米を見つけることは難しいです。 残念ながらアイルランドで日本食は少し珍しいので、専門店に行かなければなりません。

その売り場の隣は缶詰です。日本と同じように魚、豚肉、果物の缶詰がありますが、トマトソースに入ったスパゲッティとトマトソースに入った豆の缶詰もあります。

最後はシリアルの売り場です。アイルランドでは、一般的な朝ごはんはトーストとバター又はシリアルです。甘いもの、甘くないもの、色々な種類のシリアルが見つけられます。個人的にポリッジが好きので、ポリッジためのオーツ麦を買います。

ボーナス:お酒(未成年者は読まないでください 笑)

フランスやスペイン、イタリア、オーストラリア、アメリカ産のワインと他のお酒を輸入していますのでスーパーでもお酒の売り場は幅広いです。

いかがでしたか?日本のスーパーと違うところも多いでしょね。もしアイルランドに来ることがあったらぜひスーパーにも足を運んでみてください。きっと何か発見ありますよ!

また次回

ギャビン

スタウトビール入りビーフシチュー

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。元気ですか?
今週の火曜日、FM-JAGAに出演して、DJの栗谷さんとアイルランドの料理について色々紹介しました。その話で、アイルランドのシチューのレシピを投稿することを約束しました!だから、今日、スタウトビール入りビーフシチューを紹介したいと思います。このシチューはアイリッシュビーフシチューの現代的なアレンジです。スタウトビールの加えはマッシュポテトとよく合う深みのある強烈な風味が生まれます。 この料理は1つの鍋で簡単に作ることができますが、時間がかかります。前日にシチューを作り、冷蔵庫に一晩置いてもよいです。12時間以上に寝かしたら風味が増し、さらに美味しくなります!

材料(4人分)

牛肉(ブロック)
玉ねぎ
人参
セロリ
マッシュルーム
ジャガイモ
ニンニク,
うす切りベーコン
トマトペースト

1kg
2個
3本
2本
200g
4~5個
3片
200g
大さじ4

小麦粉
牛・鶏がらスープ
スタウトビール

コショウ
ローリエ
パセリ
オレガノ
タイム

大さじ3
750ml
450ml
小さじ1
小さじ1
2枚
小さじ1
小さじ1.5
小さじ1

マッシュルームが好きなのでレシピの量以上追加しました

作り方(3時間)

  1. 牛肉を2cm角に切ります。人参や玉ねぎ、ジャガイモの皮をむいて、一口サイズに切ります。セロリを5mm長ほどに切って、マッシュルームを半分に切ります。ベーコンを5mmほど近くに切る。にんにくをみじん切りにします。
  1. 鍋に油を大さじ2入れあす。強火で、鍋の底を覆うように牛肉を追加します。牛肉の各面が焼けたら、取り出して別のボウルに入れます。肉が鍋の底に付着している場合は、剥がないで大丈夫です。十分に褐色になると、自然とはがれます。 残りの牛肉も少しずつ同じ方法で炒めます。
  1. 中火に弱め、同じ鍋にベーコン、玉ねぎ、マッシュルームを加えます。必要に応じて油を追加する。よくかき混ぜて、玉ねぎが柔らかくなるまで約10分間炒めて、 にんじんとセロリを加える。さらに約3分間炒めて、小麦粉をまぶす。小麦粉が均一にコーティングされるまでかき混ぜ、2分間炒めます。
  1. スタウトビールを加えて強火にします。 この時に鍋の底をこすり、残っている焦げ目を取り除きます。2分間沸騰させ、他のすべての材料を鍋に加えて、かき混ぜて弱火にします。 蓋をして弱火で1時間30分煮込み、15分ごとに混ぜます。最後の30分間は蓋を外して煮込みます。 塩こしょうで味を調えます。
  1. 完了です。マッシュポテトまたはパンと一緒に出します。

いかがですか。質問や感想などがあれば、以下のコメント欄で教えてください!

Bain taitneamh as do bhéile!(どうぞを楽しんでください!)

また次回

ギャビン

アイルランドでの運転 パート2-運転条件

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。元気ですか?

 今回のブログはアイルランドでの運転の第2部です!楽しみにしていましたか? 笑
 第2部では、アイルランドでの運転について一般的な説明したいと思います。特に、アイルランドの道路と日本の道路の違い、車の所有、そして私がよく聞かれた質問について。

 アイルランドの道路と日本の道路の違いから始めましょう。日本と比較して、アイルランドでの運転は:もっと『複雑』で、もっと速くて、そして田舎でもっと狭いです。まず、アイルランドの道路は、特に町や都市で、日本とはレイアウトが異なる傾向があります。広い道路と小さい道路が混在し、パターンなしで配置されることがよくあります。日本で、特に北海道の道路は、長くて、まっすぐで、格子状に配置されている傾向がありますが、アイルランドでは、道路はきれいにレイアウトされていなかった昔の建物の境界線の周りを曲がります。結果として、街中で迷子になりがちです。少し混乱していて、新しい場所を運転するときに非常にストレスがたまる可能性がありますが、私は、どこに行くのか、どこにいるのかについてキチンと注意する必要があるため、非常に興味深いドライブになると思います!(それに加えて、時々迷子になることは面白くなる場合もありますね!)

 狭い道路も多いです。道路が木々や茂みに囲まれていることが多く、緑の壁となって、運転できる空間を制限しています。これらの道路は非常に狭いため、一度に1台の車しか通過できない場合があります。町でも同様の問題があります。道路は元々馬のために作られたものなので多くの街路は、双方向通行の交通には狭すぎるため、一方通行のシステムがよくあります。もっと広い道路にも気を付けなければいけなません。アイルランドで車は道路脇に駐車できますので、誰かが車の後ろから出る場合に注意し、駐車された車と自分の車の間にドアを開けるためのスペースを残しておく必要があります。

 多くのことに関する規則も異なります。アイルランドでは信号機をできるだけ少なくすることが好まれているため、自身の判断に頼らなければならない交差点が多いです。また、交差点での曲がり方も異なります。日本の交差点で右を曲がるときに、少しだけ出てカーブを描くように曲がるのが普通ですが、アイルランドではこれを避けるように教えられています。アイルランドでは、交差点の真ん中まで出て、直角に曲がるように教えられています。自分の車と、向かってくる車の2台が右に曲がろうとしている場合、両車は隣に止めて、対向車が見やすくなります。たしかに、このような曲がり方を使うときに違和感がありますが、個人的には安全だと思います。

 交差点の歩行者の信号の規則も異なります。アイルランドでは、交差点に信号がある場合、車が通行可のときは、すべての歩行者用ライトが赤になります。私が日本に来たばかりのときに、それがここで同じではないことを知って本当に驚きました!横断歩道の真正面で車が曲がっていくことを初めて経験したとき、車にぶつかられると思いました…….

 最後に、アイルランドは多くのロータリーを使用しています。私が読んだところによると、ロータリーは、多くの人が使いにくいと思っているため、アメリカと日本では非常にまれですが、実際には、交通の流れを維持し、事故を防ぐのに役に立ちます。一見すると使い方は難しそう、使い方がわかれば簡単です。

 以上のことに加えて、制限速度ははるかに高いです。都市部の道路には、20km / h(住宅地)から60km / h(町の郊外)までの制限速度があります。田舎道の制限速度は80km / hです(先ほどお話しした狭い道路でも!!!)。国道の制限速度は100km / h、高速道路の制限速度は120km / hです。これと狭い曲がりくねった道を組み合わせると、運転がとても楽しくなりますが、気をつける必要があります!(まったく関係のないトピックですが、ラリードライビングはアイルランドの最も人気のあるモータースポーツです。)

 車の所有に続いて、道路上で合法的に運転が許可されるため必要があるものが3つあります。 最初は道路税です。オンラインで年に1回支払われ、車の大きさと年間のCO2排出量に応じて計算されます。2つ目は保険です。道路で許可される前に、少なくともサードパーティ保険(加害者の被害者に対する損害賠償責任を補償する保険のこと。)に加入しなければなりません。日本とは異なり、この保険は政府に提供されていなくて、自分で民間会社から買えなければいけません。最後に、車はNCT(National Car Test、国際車検)に合格する必要があります。車が4年以上10年未満の場合は2年ごとに、 10年以上の場合は、毎年NCTを行います。このテストの費用は€55(約7000円)で、NCTセンターでのみ実行できます。 NCTは自分で予約でき、車も自分で持っていきます。多くの人は、整備士に車を検査して、車を持ってくる前にNCTを通過できることを確認するように依頼しますが、必須ではありません。(これは100€(約13000円)くらいかかります。)

 最後に、アイルランドでどのような車は人気のあるかなどのよくある質問についてお話ししたいと思います。まず、軽自動車はなく、手動変速機が最も人気があります。それが日本との最大の違いだと思います。最も人気のある車は、セダン、コンパクトカー、SUVです。SUVより大きい車を見るのは少し珍しいです。バイクも非常に人気があります。特に夏に。人気のある車のメーカーについては、日産、フォルクスワーゲン、トヨタ、BMW、現代、アウディなどの世界中の人気メーカーが混在しています。ベストセラーのメーカーは年ごとに変化するため、どれが最も人気があるかはわかりません。

 日本での運転で何が驚いたのかもよく聞かれて、以上のことと共に次の2つの小さくて面白いことが驚きました。

 1っ目:アイルランドのナンバープレートはヨーロッパ規格に基づいて作られていて、車についての多くの情報が表示されています。青い部分は、その車が最初に登記された国を示しています。その後、コードがあって、最初の3桁は、登記された年と、その年の前半か後半だったかを示します。文字の部分はそれが認可された州を示し、最後の5桁の数字はその期間にその州で登記された車の順番です。たとえば、以下のナンバープレートから、この車はアイルランドのダブリン州で登記されて、2016年の1月から6月の期間に登記された12345番目の車であることがわかります。

 しかし、日本のナンバープレートはアイルランドやヨーロッパの規格と全く異なっているようで、どのようにフォーマットされているのかぜんぜんわかりません。黄色いプレートは軽自動車用、白は普通車用……でも黒と緑のナンバープレートもありますね。そして、数字の付け方もアイルランドと違いますね。

 2っ目、最後は次のとおりです。アイルランドと日本では、左側通行なので、すべての制御は同じです。ただし、ウインカーとワイパーの制御は逆になっています!日本で1年以上運転していますが、曲がりたいときにワイパーをつけることもあります……

 今回は以上で、アイルランドでの運転のシリーズが終わりました!どう思いますか。アイルランドで運転するのは難しそうですか?面白そうですか?
ご不明な点やご意見がありましたら、下記のコメントボックスまで残してください。

Slán go fóill
また来回!

ギャビン

アイルランドでの運転 パート1 –運転免許証の取得

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。元気ですか?

 3月に、同士の国際交流員アンドラーデさんが森の交流館・十勝のインターナショナル・トークというイベントで、日本に来た時にびっくりしたものについて話しました。私も、その質問をよく聞かれて、いつも「運転」と返事します。
 私は日本で1年半近く運転していますが、ここでの運転にはかなり慣れてきていると思います。日本とアイルランドはどちらも道路の左側を走行します。これは便利ですが、運転の違いはまだまだたくさんあって、その違いについて話したいと思います!しかし、違いが多いので、2パートに分けました。最初のパートでは、ライセンスをもらう方法の違いから始めましょう!

仮運転免許の取得


 車の免許の場合、アイルランドでは17歳のときに車の仮運転免許を取得できます。取得するときには、最初に運転理論のテストに合格しなければなりません。このための学校はなくて、自分で勉強します。運転理論のテストはプロ―メトリックテストセンターで開催されます。このテストセンターでは、色々なテストがあります、(例えば勅許会計士試験、など)。テストを事前予約して、センターに行って、そこでコンピューターでテストを受ける特定のブースに割り当てられます。合格するには、40問中35問に正解する必要があります。正解すると、直ぐに合格したことを示す証明書が与えられます。この証明書と仮運転免許申込フォーム及び他の書類を別の免許オフィスに提出すると、1〜2週間後に仮運転免許が郵送されます。この仮運転免許は2年間有効で、無期限に更新することができますが、3回目以後の仮運転免許は、1年間有効になり、更新するため過去2年間に運転免許試験を受けたか、運転免許試験を予約したことを証明する必要があります。

 仮運転免許を取得したら、次は運転教官と一緒にレッスンを受けます。アイルランドで自動車学校は建物がなく、運転教官の本人とその車です。つまり、運転練習コースがなくて、すべてのレッスンは公道で行われます。各レッスンは約1時間で、夜の運転や町での運転、等のテーマに中心して、運転教官の車または自分の車で受けます(運転教官の車を利用する場合は有料です)。また、自由時間に公道を走行することもできますが、仮運転免許で運転している間は、常に運転免許証を持っている運転手に同伴して、車の前後に「運転練習中」を表すLプレートを表示しなければいけません。 12レッスンを受講および仮運転免許を6か月以上所有した後、運転免許試験に申し込むことができるようになります。

時々、ある人は目を覚まして、前庭に自動車学校を見つけるかもしれません。
©Steven Craven (CC BY-SA 2.0)

 運転免許試験は運転テストセンターで行われ、簡単な運転理論のクイズと車検査を行った後、試験官が隣の席に座りながら公道でテストします(設定されたルートがありますが、受験者に教えられていないため、試験官の指示に従う必要があります )。減点には、赤、青、緑の3つのグレードがある評価システムがあります。1つの赤の減点、6つの合計の青の減点、または同じタイプの4つの青の減点が発生した場合、不合格になります。緑の減点は、同じタイプの4つが発生したら、その後の同じタイプの緑の減点は青の減点になること以外に、試験の結果に影響を与えません。合格率はテストセンターによって異なりますが、平均の合格率は50〜60%です。合格すると、合格したことを示す証明書を取得し、免許証を申請できるようになります。おめでとうございます!また、アイルランドでは、自動車の運転免許試験を通過すると、トラクターや小型バンなどを運転できる作業車クラスの免許も取得できます。免許証を取得してから2年間は、「初心運転者」を示すNプレートを車の前後に表示しなければいけません。運転理論のテストすることから運転免許証を取得まで、€700(約9万円)くらいかかります(自動車保険料別)。

 どう思いますか?日本で免許を取得するよりも難しいと思いますか?
 二輪車 の免許を取得したい場合、学習方法は少し違います(12レッスンではなく2日間のコースを受講し、受講後に自分で運転することができます)。難しすぎるようであれば、朗報です!すでに日本の免許をお持ちの場合は、1年間の国際免許を申請できます。アイルランドに長期間滞在するつもりの場合は、試験を受けなくても、国際免許をアイルランドの免許と交換できます。その上、アイルランドはEU加盟国ですので、その免許は他のEU加盟国 でも認められています。便利ですね!!

 今回は以上です。次回は、アイルランドでの運転が、日本での運転とどのように異なるのか、また、運転システムも異なるのかについて話したいと思います。

Slán go fóill
また来回!

ギャビン

アイリッシュクリームのチーズケーキ

みんなさん、こんにちは!アイルランド出身の国際交流員マネリです。

今日は「アイリッシュクリームのチーズケーキ」を紹介したいと思います!
このレシピは本当に簡単に作れ、オーブンも必要ありません! アイリッシュクリームとは、ウイスキーとクリームで作られたアルコール飲料です。スーパーマーケットでコーヒーリキュールや他のリキュールと一緒にアイリッシュクリーム を見つけられるでしょう。 アルコール度数が気になる方でも、このケーキのアルコール度数はかなり低いので大丈夫かもしれません。ただし、車の運転をする必要がある場合はご注意ください!

材料(1斤、8〜12人分)

ケーキ用
バター
砕いたビスケット
クリームチーズ
アイリッシュクリーム
粉砂糖
削ったチョコレート
ホイップクリーム


120g
250g
600g
35ml
50g
300ml
100g

トッピング用
ココアパウダー
削ったチョコレート


適当
50g

作り方:

  1. ケーキ焼き型にバターの20gを塗る。鍋にバターの100gを溶かす。

  2. 砕いたビスケットを溶けたバターに加える。すべてのビスケットが均一にコーティングされ、すべてのバターが吸収されるまでよく混ぜる。
    (私は家から持ってきた「ダイジェスティブ」と呼ばれるビスケットを使用したが、粉々にできるビスケットならどれでも作ることができる)

  3. ケーキ焼き型にベーキングペーパーを敷く。ビスケットを焼き型に均等に広げ、押し伸ばしてビスケットを圧縮する。冷蔵庫に入れて1時間寝かせる。

  1. ビスケットベースが固まるのを待っている間に、フィリングを作り始める。クリームチーズを柔らかくなるまで泡立てて、クリームリキュールと粉砂糖を混ぜ込む。ホイップクリームとチョコレートをそっと折り込む。滑らかになったら、ビスケットベース全体に均等に広げる。

  1. 冷蔵庫に2〜4時間または一晩寝かせておく。召し上がり前にココアパウダーとチョコレートをふりかけて、完成。

簡単ですね。このケーキはとても濃厚でかなりぎっしりしているので、大きなカットではなく、少量ずつ提供することをお勧めします。

Bain taitneamh as do bhéile!(どうぞを楽しんでください!)

また次回

ギャビン

またね、帯広!

 大家好。(ダージャーハオ)

 皆さん、こんにちは。

 タイトルを見たときに、皆さんは、今回の内容がわかったのではないかと思います。そうですよ。今回はネイネイの最後の投稿になりました!元々、昨年の4月に帰国するつもりでしたが、コロナの影響で、私の帯広市国際交流員としての任期が延びていました。そして、ついに今年の4月に帰ることになりました。寂しい~~~(泣)

 そろそろ帯広を離れますが、いつかまた帯広を訪ねたいと思っていますので、「さよなら」ではなく、「またね」と言いたいです。  

 1年延びると思わなかったので、昨年、オンラインインターナショナルトークに出演し、フェアウエルトークをしました。今からみると、ちょっと早すぎでしたよね。(笑)

 帯広に来て、まる3年が経ちました。楽しい思い出が山ほどあります。日本にいる7年のうち、帯広での3年間は一番リラックスできました。留学生のときは、勉強しながらアルバイトをして生活費を稼いでいて、つらいことがあるからこそ、人は成長できると思います。過去の自分に感謝し、これからのために今を頑張ります。

 最後に、自分が自分をインタビューする形で楽しかったことを言わせてもらいます。

Q.帯広に来る前にどんな目標を設定しましたか。

A.二つあります。一つ目は、少なくとも周りの人たちの中国そして中国人に対する印象をよりよい方向へ改善することです。二つ目は、北海道の観光名所をたくさん巡りたいというものです。この二つの目標はある程度達成したと思います。仕事で知り合った人や友達が、「中国に行ってみたい」、「会いに行く」と言ってくれたので、すごく嬉しいです。また、私がこの3年間に行った北海道内の観光地の一部を写真で紹介します。

Q.北海道と本州はどちらのほうが暮らしやすいですか。

A. もちろん北海道です。北海道は梅雨がなくて、四季がはっきりしているので、季節の変化をじっくりと味わうことができます。ゴキブリもいなくてよかったです。(笑)北海道で生まれ、ずっとここに暮らしている皆さんに対して羨ましい気持ちがいっぱいです。北海道の良さを「当たり前」と思っている皆さん、一回離れたら、気づくと思います。

Q. 帯広に3年間住んで、どんなことが印象が残りましたか。

A. 天気がいい日が多かったです。天気が良ければ、気持ちもすごくいいです。市役所から遠くにある山脈がきれいに見えるので、癒されます。雄大な自然、密にならない環境、旬の野菜、美味しい料理、四季折々のアクティビティ、楽しいことがいっぱいありました。帯広が大好きです!!!

Q. 帯広に来て、新しくチャレンジしたことはありましたか。

A.千年の森で、セグウェイに初めて乗りました。最初、少し怖いと思っていて、うまく乗れませんでしたが、だんだん上手に乗れました。とても気持ちよく、楽しかったです。また、フリーフライトの気球に乗って、上空から十勝の街並みを見ました。雪化粧した十勝を見て、すごく感動しました。雲の上で、見ると幸せになれると言われるブロッケン現象も見られて、自分は幸せ者だと思いました。

Q.長い間、日本で勉強して、生活して、仕事をして、日本人に対する印象はどのように変化しましたか。

A. 日本人と言えば、外国人が最初思い浮かぶ言葉はおそらく「真面目」だろうと思います。私は、日本人の「真面目」について、もう一つの解説があります。それは、仕事とプライベートのスイッチをよくコントロールできると思います。自分の中で、二つのモードを設定したみたいで、切り替えることが上手だと思います。だから、居酒屋でお酒を飲んでいるサラリーマンの様子と昼にバリバリ働いている様子が全然違うと思います。

Q. 帰国後の予定を教えてください。

A. コロナの影響で、帰国することさえすごく大変です。中国のコロナの対策が来月も変わらなければ、私は、戻った後に、28日間隔離されます。(泣)隔離期間中、ネットで仕事を探したり、これからのことを考えたりします。隔離を終えたら、車の運転免許を取得するつもりです。就職する前に、広東省シンセン市や、福建省アモイ市、四川省成都市へ友達に会いに行って、旅行したいと思っています。

Q. 最後に一言。

A. 日本にいる6年9カ月、楽しかったこと、つらかったことなど、懐かしい思い出がたくさんあって、今の私があるのは過去のおかげだと思います。日本に来てよかった、最初の職場が帯広でよかった、皆さんに出会えてよかった、感謝でいっぱいです。いろいろな縁で、知り合いになった人、親しくなった人、きっと再会できると信じています。ぜひ中国に遊びに来てください。長い間、お世話になりました。どうもありがとうございました。

「アイルランドに住んでいた!?交流館職員に突撃インタビュー!」

皆さんさんこんにちは!アイルランド出身帯広市国際交流員マネリです!

私が現在勤務している森の交流館・十勝の職員は重度の旅好きばかりですが、そんな中でも本日は、アイルランドに住んでいたことがある!?という職員に、アイルランドでどのような暮らしをしていたのか聞くために、突撃インタビューしてみました!

帯広市国際交流員マネリ(以下:マ)

帯広市観光交流課国際交流係係員田中新太(以下:ア)

(マ)アラタさんこんにちは!アラタさんとは、毎日目の前の席で国際交流イベントの企画運営など、一緒にお仕事をしていますが、今日はアイルランドでの経験についていろいろ聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。

(ア)よろしくお願いします。

(マ)では、さっそく本題です。アラタさんは以前、アイルランドに住んでいたことがあると聞いたのですが、それは本当ですか?

(ア)はい、本当です(笑)僕が二十歳の時なので2015年だったと思います。

(マ)日本からアイルランドを訪れる人はとても珍しいですよね。なぜアイルランドに?

(ア)実は大学を1年休学したときに、バックパック一つで世界半周?の旅に出たんです。その記念すべき最初の国がアイルランドでした。

(マ)最初の国がアイルランド!?マニアック過ぎる!(笑)

(ア)ヨーロッパでワーキングホリデービザが取得できる国を探していました。その中で、一番ビザが取りやすいと聞いたのがアイルランド(笑)

(マ)理由が、、、(笑)

(ア)冗談です(笑) 実はストリートミュージシャンを題材にした大好きな映画があって、その舞台がアイルランドだったんです。いつか絶対に訪れたいと思っていたので、ビザがあると知ってすぐに決めました。

(マ)ちゃんと理由があったんですね。安心しました。アイルランドの第一印象は?

(ア)毎日雨でびっくりしました!正確にいうと、毎日が雨というより、毎日何回か雨が降ってる感じですね(笑)

(マ)それは本当ですね。僕は好きですけど。アイルランドではどこに住んでいたんですか?

(ア)ダンレアリーという小さな港町に住んでいました。

(マ)小さい!?アイルランドでは、ダンレアリーは全然小さくないと思います(笑)住む町はどのように選んだのですか?

(ア)日本とアイルランドでは町の規模が違いますね。首都ダブリンでさえ「世界一大きな“村”」とよく言われてますからね(笑)住む場所は、最初の1,2カ月は語学学校に通おうと思っていたのですが、なぜか学校を決めずに日本を出てしまったので、最初住む町も家も決まっていなくて、、、(笑)

(マ)!?

(ア)実際に自分の目で見てから学校を決めたいなと思っていたこともあって首都ダブリンに着いてから探しました。乗っていた電車が海の見える街を通った時に「ここだっ!」と電車を飛び降りました。「わたし、この街にするわ♪」って感じで、気分は完全に“魔女のなんとか便”の主人公(笑) そのまま海沿いにある学校で直談判して、その日から授業を受けさせてもらいました。そして授業を終えた後に「あ、今日から泊まる場所なかったんだ」と思い出し、急遽ホームステイ先を探してもらいました(笑)

(マ)見つかったんですか!?

(ア)たまたま空いている家庭が見つかりその日からそちらに。日本を出て4日目です。今思えば大胆だなぁと思いますが、アイルランド人は優しかったです。

(マ)ブログを読まれる方はぜひ住む場所を決めてから訪れてほしいですね(笑)語学学校はどうでしたか?

(ア)はい、知らない国で住む場所がないのは大変ですし、何より危険です!絶対に決めてから訪れてください!(笑)ダンレアリーの学校は比較的小規模でしたが、弁護士や医者など、自国ですでに働いている方々が、キャリアアップのために世界中から集まっていて、すごく刺激的でした。

(マ)語学学校は学生がメインなのかと思ってました!ホームステイはいかがでしたか?

(ア)2つのご家庭にお世話になりましたが、どちらも最高でした。本当に。グレイビーソースたっぷりのマッシュドポテト、ワインで煮込んだ牛肉シチュー、鶏肉とトマトとチーズをオーブンでじっくり焼いたパイ的なやつ、、、ザ・アイルランドな家庭料理を作ってくれて毎日感動でした。

(マ)グレイビーソース!放課後や休日どのように過ごしていましたか?

(ア)図書館で勉強をしていました。と言いたいところですが、毎日パブでビール飲んでました(笑)

(マ)つまり、アイルランドの社会に溶け込んでいたわけですね(笑)

(ア)ホストファザーがアイルランドの笛を吹く系のおじさんで、夜な夜なパブのセッションに連れて行ってくれたんです。アイルランドでは、地元の方々がパブに楽器を持ち寄ってお酒を飲みながら演奏する風景がよく見られます。アイルランドのビールを飲みながら聞くアイリッシュ音楽は本当に最高です。しかも演奏する人はタダでお酒を飲めたりするんですよね。あの文化は、今すぐ日本に輸入すべきです。

(マ)たしかにパブ文化はアイルランド特有ですね。学校を卒業した後はどこで働いていたんですか?

(ア)田舎の方の小さな農場で働いていました。

(マ)仕事を見つけるのは大変でしたか?

(ア)僕は、労働した代わりに、無料で食事と宿を提供してもらう“ワークエクスチェンジ”という仕組みを利用していたのですぐに見つけられました。でも、ダブリンの中心地で仕事を探していた友人はなかなか仕事が見つからず苦労していたようです。

(マ)農場での暮らしはどうでしたか?

(ア)最高です!アイルランドの羊を眺めながら飲むビールが大好きです!あと田舎はヒッチハイクがとてもしやすいです。ドライバーが優しい。

(マ)ヒッチハイクしていたんですか?

(ア)よくお世話になってました。パブに行くにはそれしか方法がなかったので(笑)
アイルランドでは親指を立てる前に「乗ってくかーい?」と車のほうから止まってくれたりするので、北海道よりヒッチハイクしやすいです!

(マ)ヒッチハイクしたことありませんが(笑) アイルランドの英語はいかがでしたか?

(ア)想像していたよりも聞き取りやすかったです。独特な挨拶表現などに最初は戸惑いましたが、そういう方言を積極的に使うとパブで会うおじさんたちに喜んでもらえたりするので、アイルランドに少し受け入れてもらえたのかなぁと実感できます。

(マ)アイルランドにはどのくらいいたんですか?

(ア)3,4カ月です。夏にイタリア周辺を3カ月ほど回った後、アイルランドに戻る予定だったんですが、そのままパレスチナ、イスラエルを2か月ほど回ったり、アジアを数カ月回ったりして、結局アイルランドに戻りませんでした。

(マ)帰らなかったんですね(笑) そもそもアラタさんはなぜ一人で海外に訪れるようになったんですか?

(ア)元々家族が旅行好きだったんですが、一人で海外へ行くようになったのは、帯広市が実施している高校生相互派遣事業に参加して、友好都市である中国朝陽市でホームステイを経験したことがきっかけです。当時英語も中国語も全く話せませんでしたが、現地の高校生とめちゃくちゃ仲良くなりました。言葉が通じなくてもこんなに仲良くなれるんだ!と驚きました。

(マ)ということは、アラタさんが海外へ訪れるようになったきっかけは、帯広市の事業にあったということですか!?

(ア)そうなんです!忘れ物をしたり、迷子になりかけたりして、引率してくれた市の国際交流員さんには大変お世話になりました(笑) その後、高校2年生の時に1年間の米国留学を経験したり、大学の長期休みに旅に出るようになりました。

(マ)帯広市の事業に参加したことがきっかけになっていたことも驚きですが、今森の交流館・十勝でその事業にも関わっているのはびっくりですね。それでは、最後にアイルランドに関して質問10個聞いてみたいと思います!

(マ)好きな場所は?

(ア)ダンレアリーの端っこにある小さな赤いパブ!

(マ)好きな食べ物は?

(ア)グレイビーソースめっちゃかかってるやつ!

(マ)アイルランド人の好きなところは?

(ア)歌が上手!ストリートミュージシャンがめちゃめちゃ多い!あとヒッチハイカーに優しい!

(マ)アイルランドで驚いたことは?

(ア)帯広の高校時代の同級生とダブリンの街中で偶然すれ違ったこと!その時は話しかけられなかったんですが、最近帯広で再会しました(笑)

(マ)えっ!?そんなこともあるんですね!アイルランドに関して、後悔していることは?

(ア)聴くだけでなくてセッションに参加したかった!あと、世界一綺麗!?な図書館に行けなかった! 南の方にも住んでみたかった!もっとウイスキー飲めばよかった!

(マ)アイルランドと北海道で似ている点は?

(ア)景色がそっくり!山はないけど、自然が豊か!人もやさしい!

(マ)アイルランドの嫌いなところは?

(ア)天気!毎日曇ってる!すぐ雨降る!

(マ)アイルランドで行くべき場所は?

(ア)パブ!観光地じゃなくて、田舎のパブのセッションは絶対行って!あと、ウイスキーとビールの蒸留所巡り!

(マ)これからアイルランドに訪れたいと考えている方に一言!

(ア)アイルランドは時間の流れがゆっくりで、人がとってもやさしい国です。羊の毛から糸を紡いだり、暖炉の前で編み物をしたり、お酒を飲みながら仲間と演奏を楽しんだり、アイルランドでは素朴な暮らしをぜひ楽しんでほしいです!食べ物もおいしいので色んな家庭料理を食べてみてください!

(マ)またアイルランドに行きたい?

(ア)絶対行く!いつかまた住みたい!

(マ)はい、オッケーです。日本人から見たアイルランドを少し知ることが出来ました。

今日はありがとうございました!

(ア)ありがとうございました!

ということで、今日は日本人から見たアイルランドについてご紹介しました。
皆さんもぜひアイルランドに遊びに来てください!

それでは次回!

マネリ